禁煙とアスコルビン酸の関係と倦怠感やストレスを抑制

アスコルビン酸とは、別名ビタミンCと呼ばれているものです。アスコルビン酸には、風邪やインフルエンザの予防と治療、ストレスの緩和、貧血予防、抗酸化作用、疲労の回復といった効果があります。

タバコを吸うと、ビタミンCが破壊されるという話は聞いたことがあると思います。タバコ一本で20~100ミリグラムのビタミンCが破壊されると言われています。そのため、ビタミンCが持つ様々な効果の恩恵を受けられなくなってしまいます。

タバコを吸うことによって失われたビタミンCを取り戻すには、普通に食事を摂るだけでは不十分です。不足分はサプリメントなどで補う必要が出てきます。

日本人のビタミンCの一日の摂取量目安はだいたい100ミリグラム程度です。しかし、ビタミンCは副作用の少ない栄養素なので、一日に2000ミリグラム程度までなら摂取しても大丈夫と言われています。タバコを吸っている人は1000ミリグラム以上を摂取するべきという意見もあります。

禁煙をすると、アスコルビン酸が失われることがなくなるため、ビタミンC不足になりにくくなります。栄養素というのは、1つだけで効果が完結するものは少なく、他の栄養素との相互作用ではじめて効果が発揮されるものもたくさんあります。ビタミンCについても、鉄分やマグネシウム、ビタミンEといった他の栄養素との相互作用が確認されています。鉄分やマグネシウムにも、倦怠感やストレスの抑制、疲労回復といった効果があります。

ニコチン中毒にある人が、タバコをやめると、倦怠感やイライラ、疲労、眠気といった症状に悩まされます。ビタミンCなどの栄養素を摂取することで倦怠感やイライラ、疲労を抑制してくれるので、禁煙にも効果があるでしょう。